鹿児島市の城山の麓に西郷隆盛像があります。
東京、上野の西郷隆盛像とは異なり、鹿児島の西郷は軍服姿の凛々しい姿で立っています。
西郷隆盛像を制作したのは、鹿児島市出身の彫刻家、安藤照。
8年もかけて、製作したそうです。
また、安藤照は渋谷駅前の忠犬ハチ公(初代)作成者でもあります。
高さ8メートル、本体5.76メートルもあるそうで、とても巨大な像。
昭和12年5月23日に銅像完成したそうです。
「敬天愛人」は西郷が好きな言葉で、「天を敬い、人を愛す」という意味。
西郷の思想がよくわかる単語です。
この説明板には「習志野大演習で陸軍大将の制服を身につけた西郷の姿を思い描き制作したものです」と書かれていました。
西郷隆盛は138年前の今日、明治10年9月24日に、城山で自決しました。
この像には、上野の西郷像とは違う、西郷が感じられます。
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