「浅草橋駅」から徒歩10分弱の神田川の最後にかかる橋で、台東区と中央区の間にあります。
春の夜や花見返る柳橋
実際の柳橋。現在の橋は昭和四年(1929年)完成のものです。
柳橋は、渡船で往来していたが、不便だったので、元禄十年(1697年)に南町奉行所に架橋を願い出て許可され、翌年できた橋。
柳橋付近は、隅田川の舟遊び客の船宿が多く、賑わっていたとのこと。
幕末明治期には花柳界として名高く「春の夜や花見返る柳橋」と句を残した正岡子規をはじめ、文人や画家などが取り上げたといいます。
柳橋には伊藤博文が利用した料亭「亀清楼」も
花街としての面影はもうないですが、伊藤博文が利用した料亭「亀清楼」が残り、神田川沿いには、船宿も趣きある感じで残っています。
残念ながら、隅田川沿いに幕末鴻門の会の舞台、川長楼はありませんでした。
浅草橋から見た柳橋。
船宿と屋形船がビルの間にひしめいています。
柳橋すぐの船宿がある通り
台東区教育委員会の説明書き
中央区側にも中央区の説明書きがあります。
どうでもいいですが、区で別々の説明板があるのって、もったいなくないですか?
浅草橋駅の側に天然のたいやき屋さんがあります。
帰りに寄ったのですが、とても美味しかったです!
「鳴門鯛焼本舗」
天然たいやき珍しいですね!
◆関連記事・リンク
→幕末鴻門の会(文久2年6月12日)
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◆MAP:柳橋
浅草橋駅より徒歩5分
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