大久保神社は、明治22年に、安積疏水の恩恵を残した大久保利通の遺徳を永く伝えるため、建立された神社です。
大久保利通の遺徳を伝える神社
郡山の、市街地からちょっと離れた所にあります。
JR郡山駅から車で10分ちょいぐらい。
安積公民館牛庭分館の中にあります。
公民館前のちょっとした広場が、工事中だったので、
これ以上引いて写真が取れず。。
圃場整備竣工碑
冒頭には、「この碑を建立するにあたり、先人の開拓の偉業に対し、心より敬意を称します」と書かれています。
明治22年頃から大久保神社では、毎年9月1日に大久保様の水祭りが行われているようです。
(明治22年頃は旧暦8月1日頃)
入植者の碑には旧松山藩士の尽力が
神社の横には、入植者の碑があります。
この碑の下に安積疎水の水が通っています。
50名ほど四国、松山藩の命がけの尽力があったから、現在の郡山の発展があるんですね。
以下、入植者之碑全文
「ここはかつて牛庭原と呼ばれた原野
明治十五年、安積疎水の開通と時を同じくして、旧松山藩士族が入植し開拓したところである。
明治政府の士族授産事業の呼びかけに応じ、郡山から三百余里離れた松山の地から海陸路、陸路を経て十五戸の士族が入植
刀を鍬に持ちかえて、中牛原の美田へと導いた。
伊豫の三島神社の御分霊を奉祀安積疎水の恩人大久保利通公の追遠碑を建立。
以来今日まで大久保神社として牛庭地区の守護神として地域の人々の心の支えとなり崇め親しまれている」
辺りは田園地帯でした。
おまけ。工事中の大久保神社。
◆関連記事・リンク
→開成館(安積開拓発祥の地)
→開拓者の群像
→安積疎水事業
→開成山大神宮と旧日本松藩士族の入植の碑
→中條政恒翁頌徳碑・安部茂兵衛銅像
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◆MAP:大久保神社
住所:福島県郡山市安積町牛庭4丁目114
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◆参照
郡山まちなか文化遺産
懐かしの「近代化産業遺産」
明治の礎・安積疎水
週刊郡山 ザ・ウィークリー