開成山大神宮は、東北のお伊勢さまといわれ、天照大御神をご神徳としている神社です。
安積開拓の開拓民の拠りどころ開成山大神宮
この神社は、中條政恒が安積開拓で開拓民の精神的なよりどころにする目的で、伊勢神宮の分霊の奉遷を神宮司庁へ働きかけで、1876年(明治9年)9月18日に創建されたそうです。
1879年(明治12年)に安積疎水の起業式、1882年(明治15年)に通水式が行われた場所でもあります。
天気はあいにくの曇でした。
神宮の本殿。厳かな雰囲気です。
開成山大神宮は、ご祭神に天照大御神、配祀神に豊受大神と桓武天皇を祀っているそうです。
旧日本松藩士族の入植者の碑も
開成山大神宮には旧日本松藩士族の入植者の碑もありました。
旧日本松藩士族の入植者の碑には、次のような記述があります
「ここはかつて大槻原と呼ばれた原野に旧日本松藩士族が入植し開拓したところである。
安積疎水における士族移住の魁である。
中央政府が安積疎水開拓を計画する以前の、明治六年三月福島県令安場保和は
二本松に出張して安積開拓移住を勧奨した。
廃藩置県により旧藩士は前途の生活を送っていたので、
県令の勧誘に数名は即座に移住を志願した。」
安積疎水における士族移住の魁である。
中央政府が安積疎水開拓を計画する以前の、明治六年三月福島県令安場保和は
二本松に出張して安積開拓移住を勧奨した。
廃藩置県により旧藩士は前途の生活を送っていたので、
県令の勧誘に数名は即座に移住を志願した。」
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開成山大神宮
◆参考