古い駅舎が残る浜寺公園駅
浜寺公園の最寄り駅は南海電気鉄道本線の浜寺公園駅。大阪から45分ぐらいで着きます。1907年に建てられた木造平屋建ての駅舎は、1998年に国の登録有形文化財に登録されています。
木造平屋建ての浜寺公園駅 |
1907年に建てられた浜寺公園駅は趣きがあります。
浜寺公園には約5,500本の松林が存在
浜寺公園駅から、公園は眼と鼻の先でした。明治6年の12月に日本で最古の公立公園として開園し、大阪府営の公園として約5,500本の松林があります。
浜寺公園についての看板 |
浜寺公園案内図 |
案内図で、惜松碑の場所を確認。
入って直ぐ、駅を背にし右側にありました。
惜松碑の横にある説明板 |
「音にきく高師の浜のはま松も
世のあだ波はのがれざりけり」
と大久保利通が和歌を詠み、浜松の松の伐採を止めた逸話が書かれています。
逸話の内容はこちら→詩で浜寺の景観を守った大久保の逸話
惜松碑 |
明治31年に建てられた惜松碑は変わらず、ありました。
当時の讀賣新聞にこの碑のイラストが載っているのですが、そのままでした。
惜松碑の左側の碑 |
惜松碑の裏 |
惜松碑の裏には税所篤の撰文があります。
撰文の全文はこちら→石碑の裏の税所の撰文
浜寺の松 |
大久保が守った松林。公園は見事な松林です。
公園の向かい側のコンビナート |
松林の先は、浜寺水路。その向かい側は工場でした。
大久保もこのような景観になっているとは思いもよらない気がします。
バラ園 |
バラの時期だったためバラがとても綺麗でした。
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◆MAP
大阪府堺市西区浜寺公園町2丁目
大阪府堺市西区浜寺公園町2丁目